月7万円でアルファードに乗れます」——その言葉、今も信じていませんか?
最近、中古車サイトで“ほぼ新車”みたいなアルファードがズラッと並んでいる。走行1万km未満が多く、同じ色・同じグレードが大量に出てくる…。これ、偶然じゃありません。甘い支払いの見せ方に、家計が追いつかなくなった人が一斉に手放している可能性が高いんです。
表面だけ見ると「人気車だから台数が多いだけ」に見える。でも実態は違います。
ポイントは、残価設定ローン(いわゆる“残クレ”)。
たとえば新車700万円のアルファード。
残クレでは「3年後の価値は420万円」と先に決め、700万−420万=280万円だけを36回で払う。
すると月々は約7.8万円。ここだけ見ると、確かに安く見えます。
でも3年後に待っているのは、この“三択”です。
420万円を一括で払って買い取る
返却する
乗り換える
そしてここからが、本当の落とし穴。

返却には条件がつきます。
走行距離の制限(例:年2万km以内)
傷・汚れ・臭いで追加請求の可能性
実際に、タバコ臭で10万円、ペット臭で15万円、傷ひとつで数万円…みたいな“現実的に起きる範囲”の負担が積み上がります。
つまり、普通に使っただけでも「はい返して終わり」にならない。
多くの人が選びがちなのが乗り換え。
でも、もし査定が想定残価を下回ったらどうなるか。
想定残価420万円なのに、実査定が380万円だった場合、差額40万円が発生。
この40万円は「なかったこと」にはならず、次のローンに上乗せされる。
結果:
「新車700万円のはずが、実質740万円の借金」
これを繰り返すと、差額が雪だるま式に膨らみ、家計が持たなくなります。
さらに大事なのは、月7万円が“ローン部分だけ”だということ。
維持費が重なると、体感は一気に変わります。
例として積み上げると…
ローン:約7万円
自動車税の月割り:数千円
任意保険:月1.5万円前後(車両保険が実質必須になりがち)
ガソリン:月1.4〜1.7万円(燃費と走行距離次第)
駐車場:月1〜2万円
車検・整備の積立:月8000円〜1万円
合計で月12万円台になってもおかしくない。
「家賃並みで憧れの車」どころか、家賃+もう一部屋分みたいな固定費になるケースもあります。

ここ数年で残クレ契約が特定の時期に集中し、3年満了が重なったことで、
同じ色・同じグレード・同じオプションの車が一斉に市場に出る。
だから中古車サイトに“同じ顔ぶれ”が並び、価格も押し下げられる。
結果、想定残価より相場が下がりやすくなり、契約者は差額に苦しみ…また手放す。
この流れが「中古が急増して見える」大きな理由です。
ここだけ覚えておいてください。
① 月額じゃなく「総額+維持費」で判断する
ローン+保険+燃料+駐車場+車検積立まで入れて、月いくらか。
② 3年後に“残価を一括で払えるか”を先に考える
払えないなら、返却条件や差額リスクを飲むことになる。
③ 乗り換えで差額が上乗せされる仕組みを理解する
「次でリセット」は幻想。むしろ借金が増える入口になりやすい。
④ “ほぼ新車が大量”の時は、相場下落の合図
残価が高めに設定されているほど、差額が出やすくなります。
「月7万円」という言葉、あなたは**“安い”と感じますか?それとも“危ない”**と感じますか?
もし身近に残クレで買った人がいたら、満了時に何を選ぶ予定か聞いたことはありますか?
コメントでぜひ教えてください。
「自分はこう計算して見送った」「ここで詰んだ」「こう対策した」——体験談が一番、誰かの助けになります。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=pRyAii1gLzg,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]